エビヤ知ってる?取手市の“食の魅力”を味わう!グルメ特集

取手市は東京から電車で約40分。ベッドタウンとして知られる一方で、地域に根づいたグルメ文化が豊かに残る街でもあります。観光や散策の合間に立ち寄りたい、取手ならではの“食の魅力”をご紹介します。
食堂エビヤで味わう懐かしの定食
旧小文間小学校裏にある「食堂エビヤ」。昭和の雰囲気を色濃く残すこのお店は、地元の人に長年愛され続けてきた老舗の食堂です。
店内に一歩入ると、壁に貼られたメニューや木製のテーブルが昔ながらの空気を演出。どこか懐かしい空間は、初めて訪れる人にとっても安心感を与えてくれます。
人気メニューは、ボリュームたっぷりの定食や丼物。揚げ物定食のサクサク感や、煮物の優しい味付けは「これぞ町の食堂!」と思わせてくれる味わいです。
エビヤといえば、一番のおすすめは、もつ煮込み定食です。
一味も二味も違うここのモツは、一度食べて見てほしい一品です。あまりにもおいしくて、家で何度も同じように作れないか挑戦しましたが、どうしてもここの独特の味は出せませんでした。誰か、コツがわかれば教えてください笑
現在は土日のみ営業という貴重なお店ですが、訪れる価値は十分。昭和レトロな店内は写真映えスポットとしてもおすすめです。取手を訪れたら、ぜひ立ち寄ってほしい一軒です。
ご当地の味「とりで焼きそば」
取手市民にとって外せないのが「とりで焼きそば」。地元イベントやお祭りでよく登場し、子どもから大人まで親しまれています。
特徴はなんといっても香ばしいソースともっちり太めの麺。食べ応えがありながら、どこか懐かしい味わいは、まさに取手のソウルフードです。イベントの屋台で出会ったり、地元のお店でアレンジされた焼きそばを見つけたりと、バリエーションも豊富。
観光で取手を訪れた際には、ぜひ「とりで焼きそば」を探してみてください。写真映えする鉄板から立ち上る湯気とソースの香りに、思わずシャッターを切りたくなるはずです。
新鮮な地元野菜と昔ながらの味
取手市には、地域ならではの食を楽しめる場所が数多くあります。
直売所で出会う旬の野菜
市内には農産物直売所が点在し、農家さんが育てた採れたての野菜や果物を購入できます。スーパーとはひと味違う新鮮さは、家庭の食卓を豊かにしてくれるだけでなく、旅の途中に立ち寄るのも楽しい体験です。
和菓子屋やラーメン店に息づく日常の味
昔ながらの和菓子屋さんでは、四季折々のお菓子が並び、地元の人々のおやつとして愛されています。また、取手はラーメンの激戦区でもあり、こだわりの一杯を提供するお店が点在しています。休日に“食べ歩き”を楽しむのもおすすめです。
取手で味わう“あたたかい食文化”
取手市の食は、華やかに脚光を浴びるものだけではありません。日常の中に根づき、人々に愛され続けてきた素朴な味こそが、この街の魅力です。
「とりで焼きそば」の香ばしさ、「食堂エビヤ」の懐かしさ、新鮮な直売所の野菜や和菓子…。どれも特別な観光地でなくても出会える、取手ならではのごちそうです。
東京に近い便利さと、地元のあたたかさが同居する取手市。次に訪れるときは、ぜひ食の魅力を楽しむ旅をしてみてください。